皆さん、こんばんは。
又到了周三日语共读的时间啦~
陪伴大家已久的《情书》今天迎来了第44回~
情 书
《情书》是日本作家岩井俊二的长篇小说,也是其成名作,首次出版于1995年。小说由一个同名同姓的误会展开,通过两个女子书信的交流,以舒缓的笔调细致的展现了两段可贵的爱情。
44
博子はページをめくった。そして三年二組の生徒たちに再会した。雛祭り以来の再会だった。集合写真の下には写真の並び順に合わせて、それぞれの名前が記されていた。ひとりマルの中に宙吊りにされた彼の名前は、みんなと少し離れたところにあった。
……藤井樹。
同じ名前がどこにあるはずだった。
小さな活字が細かく並んだ生徒たちの名前の中から、博子はもうひとつの藤井樹を探した。名前はすぐに見つかった。博子はそれをもとに写真の中から本人を見つけ出した。
その子とは初対面ではなかった。それは命日の日に安代がふざけて博子に似ていると指摘した女の子だった。
博子翻着内页,又见到三年二班的同学们了。这是再度的重逢。团体照,依照照片里排列的顺序,记录着每个人的名字。单独浮在一个圆圈中央的他,名字也和其他人的有点距离。
……藤井树。
里面一定还有一个一模一样的名字。
在用小小的铅字排列得密密麻麻的学生名字里,博子从中寻找着另外一个藤井树,很快就找到了那个名字,又依据名字从照片中找出了本人。
不是第一次见到这个女孩子了。她正是在祭日那天,安代开玩笑地指着说博子好像的那个女孩。
痺れを切らせた安代がもうそろそろ教えてくれてもいいんじゃないの、と博子を問い詰めた。ところが博子は逆にこう訊き返した。
「あの……彼の同級生で同じ名前の人がいたんですか?」
「え?」
安代は最初はキョトンとしていたがすぐに思い出したらしく、あー、と声を漏らした。
「そういえばいたわね。あー、いたいた。思い出した。」
「億えてますか?」
「二度ウチの子と間違えてね」
安代等得不耐烦,追问博子能否告诉她是怎么回事,博子却反问:
「请问……他是不是有一个同名同姓的同学?」
「什么?」
安代愣了一下,又好像想起来般「啊」了一声。
「你这么一说,好像有。啊,有、有,我想起来了!」
「你还记得吗?」
「有一次,还把她和我家的阿树搞混了。」
安代は博子からアルバムを取り上げて、自分で話題の人物を探し始めた。探しながら安代はおかしなエピソードを話してくれた。
「あの子は交通事故に遭ったのよ。ほら、あの子右足がちょっと悪かったでしょ?」
「ええ」
「その時の後遺症だったの。いつだったかな?登校中にトラックにはねられてね。まあ足だけで済んだんだけど、その時学校の先生たちがもうひとりのこと勘違いして、そっちのおウチに電話しちゃったの。まあすぐに間違いだってわかってウチにも電話があったんだけど、病院に行ってみたらむこうのお家の方々がみんないらしてて、こんなこともあるんだねぇって、みんなで大笑いしちゃったの。あの子が全治一か月の重傷で寝てる横でよ。あれはおかしかったわ」
安代从博子手中接过博子纪念册,开始寻找刚才提到的那个女孩,边找边对博子说一件趣事。
「阿树曾经发生过车祸,你知道的,阿树的右腿不是有点怪怪的吗?」
「嗯。」
「就是那场车祸的后遗症。嗯……是什么时候的事呢?上学途中被卡车撞到,不过只伤了腿。只是,当时学校老师们误认是另一个孩子,于是打电话通知那家的家长,但很快就发现弄错了,又打电话给我。可是我赶到医院一看,对方的家长也赶来了。没想到会有这么巧的事,大家都笑翻了。而且还是在伤得很重,必须躺一个月的阿树病床边。这真是太奇妙了!」
「あの子、どんな子でした?」
「さあ、本人見たことあったかしら」
「この子ですよ」
博子は問題の女子の写真を安代に見せた。
「億えてないわ」
「似てますか?この写真」
「那个人,是什么样的人?」
「我不记得有见过她啊!」
「是这个女孩。」
博子指着那个女孩的照片给安代看。
「不记得了。」
「这张照片像吗?」
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主播/蔺山
编辑/ミアオ
责任编辑/日语之声